2017年1月25日
暗号化されたファイルでも個人情報・機密情報の検出が可能に
~アララ 個人情報検出ソフト「P-Pointer」 、ネスコ ファイル暗号化システム「DataClasys」連携強化~
10年連続シェアNo.1※の個人情報検出ソフト「P-Pointer(ピーポインター)」を提供するアララ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:岩井陽介、以下アララ)は、株式会社ネスコ(本社:東京都千代田区、代表取締役:曽我祐二郎、以下ネスコ)のファイル暗号化システム「DataClasys(データクレシス)」との連携を強化し、ファイルを暗号化している場合でもP-Pointerでファイルの中身を検索し、個人情報が含まれているかどうか検出することが可能となりました。
※株式会社ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2015」調べ。
昨今、サイバー攻撃が巧妙化しウイルス、マルウェアの社内ネットワークへの侵入を防御することが難しくなってきています。また、今年5月末の改正個人情報保護法全面施行をひかえ、ますます企業・組織における個人情報ファイルの管理体制について見直しが迫られています。
このような状況の中、ファイル暗号化はデータ保護の観点から非常に注目を浴びていますが、暗号化したファイルは、開かない限り内容を確認することができない為、管理すべき重要情報ファイルかどうかの判別が容易でないという側面がありました。
今回の連携により、PC内に置かれた暗号化ファイルであっても「P-Pointer」が中身までチェックし、個人情報や機密情報を特定できる為、企業や組織における「守るべき情報」の見える化と暗号化による漏洩防止の両立が実現できるようになりました。
今回リリースする新バージョン「P-Pointer 3.8.5」から、ネスコのファイル暗号化システム「DataClasys(データクレシス)」との連携に必要なモジュールを標準搭載、さらに今後は新製品「P-Pointer File Security(ピーポインター ファイル セキュリティ)」でも、「DataClasys」との連携を強化してまいります。
「P-Pointer」シリーズと「DataClasys」の連携で、個人情報や機密情報ファイルの効率的かつ安全管理を実現します。
■「P-Pointer」と「DataClasys」の連携イメージ
■「P-Pointer」とは
P-Pointer」は、社内PC内の「どこに」「どのような」個人情報が「いくつ」存在しているのかを洗い出す個人情報検出ソフトウェアです。独自の検出用辞書に基づく様々なアプリケーションファイルに対する高精度の検出を行い、不要な情報は削除し、重要な情報は強固に保護するという運用サイクルを確立することで従業員一人ひとり、および企業全体としての個人情報保護力の向上にも貢献します。なお、Windowsファイル共有型につき、クライアントPCへのインストールは不要。導入後、すぐにお使いいただけます。【「P-Pointer」製品詳細情報】http://ppointer.jp/
■「DataClasys」とは
DataClasys(データクレシス)」は、MS-Office、text、CSV、pdfはもとより、Accessや動画など、あらゆるWindows系ファイルを暗号化・管理できます。権限者のみ暗号化されたままファイルを開いて操作することを許可されます。ファイルを操作しても復号されることがないので、第三者への漏洩を徹底的に防止、閲覧/更新のほか、印刷/スクリーンショット/コピー&ペースト/メール添付などを禁止することができるので、利用を許可されたユーザからの故意の漏洩を防止することも可能です。個人情報から営業機密情報まで幅広いファイルを守ります。【「DataClasys」製品詳細情報】http://www.dataclasys.com/
※スマホやタブレットで機密情報を電波が届かないところでも安全に閲覧できる「Mobile Viewer(モバイルビューア)」http://www.mobileviewer.jp/を提供しています。
araraの最新情報をお届けします!