2017年4月27日
個人情報保護法の改正を受け、「運転免許証番号」の検出機能を搭載
アララ、個人情報検出・管理『P-Pointer File Security』 Ver.4.0.7リリース
10年連続シェアNo.1※の個人情報検出ソフト「P-Pointer」シリーズを提供するアララ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:岩井陽介、以下アララ)は、2017年5月に全面施行となる改正個人情報保護法に対応する為、「P-Pointer File Security(ピーポインターファイルセキュリティ)」に「運転免許証番号」を検出する辞書を標準搭載したVer.4.0.7の提供を開始いたします。
※株式会社ミック経済研究所「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2015」調べ。
個人情報の取り扱いを巡っては、多発する個人情報漏洩事件を受けて規制を強める声が大きくなった一方、技術革新と共に個人情報を活用したビジネスへの期待から、個人情報の保護と利活用のバランスを考えた個人情報保護法へと改正が求められており、5月30日に改正個人情報保護法の全面施行が決まりました。
今回の法改正で、新たに単体でも個人情報と定義されるようになった「個人識別符号」は、政令や委員会規則で定められた、旅券(パスポート)番号、国民年金番号、運転免許証番号、住民用コード、マイナンバー、健康保険証などが該当します。この「個人識別符号」が検索でき、体系的に構成されている環境にある場合は、個人データとなり安全管理の対象となるため、企業においては社内のPCやファイルサーバ内に「個人識別符号」が不用意に保存されていないか洗い出すことが望まれます。
「P-Pointer File Security」Ver.4.0.7は、「個人識別符号」の中でも検査用数字(チェックデジット)が組み込まれている「マイナンバー」に続き、「運転免許証番号」を検出する辞書を標準搭載することで、より幅広い個人情報検出が可能となりました。また、「P-Pointer File Security」のユーザ定義辞書を利用し、その他の個人識別符号の数列パターンや、要配慮個人情報※に含まれる単語を辞書に入力し、「個人識別符号」の可能性があるファイルを検出することも可能です。なお、今回のバージョンアップでは、メールアドレス辞書検索の改善により、個人情報検出の精度を上げています。
※要配慮個人情報:「本人の人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪により害を被った事実その他本人に対する不当な差別、偏見その他の不利益が生じないようにその取扱いに特に配慮を要するものとして政令で定める記述等が含まれる個人情報」
アララは、今後も個人情報保護法順守を支援すべく、個人情報検出・管理ソリューション「P-Pointer File Security」の検出機能を強化していきます。
■「P-Pointer File Security」とは
「P-Pointer File Security」は、PCやファイルサーバの中から、ファイルの内容や属性情報をもとに保管ルールに違反している個人情報ファイルを検出し、然るべき対処を施す個人情報ファイル管理ソリューションです。
個人情報ファイルがどこにあるかをチェックでき、自動で移動や削除ができるため、個人情報ファイルの管理に課題をお持ちの企業様に最適なツールです。
コマンド実行機能により導入企業様のポリシーに則したルールに則った処置を自動で行うことができる点も特長です。
【「P-Pointer」シリーズ製品詳細情報】http://ppointer.jp/
araraの最新情報をお届けします!