2020年3月26日
セキュリティの向上でより安全で安心なメール配信へ
高速メール配信エンジン「repica sender」が
「STARTTLS受信」、「SMTP-AUTH」に対応
法人向けにメール配信システムを提供するアララ株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:岩井陽介 以下、アララ)は、セキュリティの強化を目的に、メール配信エンジン「repica sender」において、暗号化通信の一つである「STARTTLS(スタート・ティーエルエス)」の完全対応および、メール送信時にユーザ認証をおこなう「SMTP-AUTH(エスエムティーピー・オース)」に対応したことをお知らせいたします。
repica senderは、独自のノウハウをもとにした配信先ドメイン別のチューニングにより、メール送信の遅延を解消し、高速かつ到達性の高いメール配信を実現するメール配信エンジンです。昨今のメールセキュリティ意識の高まりを受け、セキュリティの向上を目的に「STARTTLS」の完全対応および「SMTP-AUTH」を実装しました。
■「STARTTLS」について
「STARTTLS」はメールの送受信の通信を暗号化する仕組みです。暗号化することによって、通信経路におけるハッキングなどからメールを守ることができます。今回のバージョンアップでは「STARTTLS送信」に加え、「STARTTLS受信」に対応しました(※1)。これによりrepica senderから受信先サーバ間の暗号化だけではなく、送信元サーバからrepica sender間も通信の暗号化が可能となりました。
※1 STARTTLSによる暗号化通信をおこなう場合は、送受信をおこなう各メールサーバがSTARTTLSに対応している必要があります。STARTTLSに対応していないサーバの場合は平文での通信となります。
■「SMTP-AUTH」について
「SMTP-AUTH」(※2)は、送信元サーバからrepica senderへ通信をする際に、認証用の中継サーバを経由することで送信元サーバに対してユーザ認証をおこなう仕組みです。特定のIPアドレスからのみの通信を受け付ける「IPアドレス制限」に加え、今回のバージョンアップで「SMTP-AUTH」にも対応。これによりrepica senderに届くメールが正規の送信元から送られているかを確認した上で受け付けることができるため、不正利用を防ぐことが可能となります。なお、repica senderを活用する場合、認証情報やメール情報はSTARTTLS通信により暗号化されるため、より強固で安全なメール配信を実現できます。
※2「SMTP-AUTH」機能はrepica senderリレーサービス(ASP版)のみの対応となります。
■メール配信エンジン「repica sender」について(https://ms.repica.jp/sender/)
「repica sender」は、高速かつ到達性の高いメール配信を実現するメール(リレーメール)配信エンジンです。10年以上の実績を誇る当社のノウハウを活かした送信先ドメインごとのチューニングにより、メールの遅延や不達と言ったお客様の課題を解決します。
■「arara messaging solution」について(https://ms.repica.jp/)
メール作成から基幹システムと連携した自動配信まで、メール配信に必要な機能を網羅したメール配信システムです。メール配信自動連携API「repica auto-mail」、メール配信管理システム「repica editor」、高速メール配信エンジン「 repica sender」3つの機能をもち、到達性の高いメール配信を簡単に実現します。10年以上にわたる自社開発・運用のノウハウを活かし、現在、国内の多数の企業に導入いただいています。
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