2020年3月31日
アララ、鎌倉市役所と職場コミュニケーション促進の実証実験を実施
ブロックチェーンを用いた「ありがとうコイン」流通サービスで検証
アララ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩井陽介 以下、アララ)は、鎌倉市役所において、職場コミュニケーションの促進を目的に「ありがとう」の気持ちをデジタルコインで送りあえる個人間コイン流通サービスの実証実験実施について発表いたします。
本サービスは、ブロックチェーン技術を活用することで、個々のやり取りをセキュアに記録し、集計しやすいかたちでのデータ格納を可能にするとともに運用コストの低減も期待できます。
働き方に続き、企業での働きがいに対して注目が高まっています。「働きやすさ」や「やりがい」は、個人のモチベーションアップに大きく関係しており、生産性や業務効率化、クリエイティビティの発揮にも通じます。
しかしながら、業務の中には、評価制度には反映しにくい、業務範疇以外の行動や活動などが多く存在しています。そして、そのような職場の同僚や組織全体に利益をもたらすような「よい行動(※1)」を認め合う職場内コミュニケーションは、可視化が難しく、認知しづらい点が課題とされていました。
※1 本人が利益を得られるとは限らないが、職場の同僚や組織全体に利益をもたらすような行動。社会的な(=社会全体の持続性を高める)価値や、内面的な(=個人の内面にポジティブな効果を及ぼす)価値に分類される。
今回の実証実験は、鎌倉市ですでに実施されていた物理カードを用いた職場内コミュニケーション活性の取り組みをスマホやPCに置き換えての利用を検証したものです。ブロックチェーンの技術を活用し「ありがとう」という感謝の気持ちをデジタルの「コイン」で送り合う仕組みを作ることで、以下の効果を見込んでいます。
<期待効果>
・紙カードでの運用と異なり、デジタルを活用することで管理者側で活用状況を把握する
・コミュニケーションの導線を可視化し、さらなる活性施策の検討材料につなげる
・システムの開発・運用費を従来のシステムより低コストで実現できる
■実施概要
実施期間:2020年2月3日(月)~3月31日(火)
実施場所:鎌倉市
対象者:鎌倉市役所職員 120名
実施主体:アララ株式会社
内容:ウェブアプリケーションを使った鎌倉市職員間におけるコインの流通
アララでは、実証実験終了後、データ分析と解析を進め、社内コミュニケーションの活性化をはじめ、インセンティブとしての利用など、さらなるサービスの改善に取り組んでまいります。
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